クラシックを楽しもう
私はかれこれ20年くらいバイオリンをやっています。
が、信じられないほどにクラシックの知識がありません。
まず曲を知らない。ロマン派とかよく分からない。
大学時代、管弦楽団に所属していたのですが、みんなが飲み会で曲について語っているときに「はて。一体どんな曲なのかしらん。」とついていけないこともしばしば。
帰ってからyoutube で聴いてみるけどなんかいまいちピンとこない。
バイオリンやってるんだからさぞかしクラシックに詳しいんだろう!と思われがちですが、ただ楽器を弾いてきた期間が長いだけで、知識がないのです。
楽器をやっている私ですらこうなんだから、クラシックに全く関わりがない人が興味を持たずにいることはごく当たり前のこと。だけどそれってもったいないのでは?と思うのです。
そこで、私流のクラシックの興味の持ち方を書きたいと思います!
と言ってもそんな変わったことはありません。
まず1つ目。演奏会に行こう!
演奏会!?いきなりハードル高くない?
と思う方もいるでしょう。
確かに。。私も野球やK-1の試合観戦したときは、「なんだか場違いなとこに来てしまった」と思ったものです。
でも大丈夫!とりあえずジーパンスウェット履いて行かなきゃ場違いになんてなりません!なんなら私は演奏中に寝てしまったことが何度も…←
寝るくせになぜ演奏会を勧めるのか。それは、感動するかどうかは行ってみないと分からないけど、必ず感動できる演奏会があるからです。
演奏会の良さ。それはなんと言っても生の音の良さ。そして、視覚でも楽しめるというメリットがあります。
CDだと眠くて途中で飽きてしまった曲も、演奏会で観て聴いたら良かった、印象が変わった。なんてことがよくありました。
なので、あまり曲に詳しくない人ほど、演奏会に行くと意外と楽しめた!なんてことがあるかも…!
寝てしまうこともあると思います。でもそれはそれでOKな気がします。とりあえず1曲でも1部でも、良いなって思えたら。
席によって音の聴こえ方が変わるようですが、個人的にはステージを横から見下ろすか、ステージから近すぎず遠すぎずの席が好きです。
一人一人が演奏している様子が見えたほうが楽しいんです。
それこそ前に野球観戦に行った時、私はルールが分からずボールがどこに行ってるのかすらも分からず…
せめて何が起こっているのかが分かれば観戦も楽しめるはず。楽器も、どうやって弾いているのかが見えたらより楽しめるのでは?と思うのです。
2つ目。好きな曲を作る。
好きな曲ってムリに作るものではないけど、「なんとなくこれ好きかも…!」と思うと、その曲から幅が広がります。
同じ作曲家の他の曲も聴いてみるか。同じCDに入ってた他のやつもちょっと聴いてみるか。って感じで。
少しでも好きなところが見つかればそれだけでクラシックに近づけたと言えるのでは…!
詳しい人はたくさんいるから、聞いてみるのもいいですよね。
それにムリに知識をつけなくても、自分なりに楽しむ。それでいいかな〜と思います。