滅多に更新されないブログ

自分の良いと思ったことや、楽しかったこと、大切だと思ったことをメモ感覚で書くことにしました!

運動音痴の屈辱

学校には様々な芸術、技能教科がありますが、その中でも体育が苦手な人の辛さは尋常じゃないと思います。

なぜなら、体育ってすごく一人一人が目立つからです。

歌が下手でもみんなで歌うからバレない。

絵が苦手でも描くときはそれぞれ描くから関係ない。

でも体育。体育って一人一人の動きがすごくわかりますよね。

だからすごく辛いんです!

どうでもいいのは承知の上で私の運動音痴のエピソードをつらつらと書きます。

小さい頃、私の実家の庭には鉄棒がありました。家の中には小さなジャングルジムがありました。

なぜか?どっちも幼稚園の先生に「全然出来ないのでおうちでも練習してきてください…」って言われたからです。

鉄棒で豚の丸焼きを練習する日々。ジャングルジムでとりあえず足をかけられるようにする日々。

運動音痴はみんなが当たり前のようにできることもコツコツと練習する必要があるのだなぁと子どもながらに察しました。

私の黒歴史の1つである幼稚園の運動会では、障害物走で平均台を渡る場面がありました。ところが渡るのがめちゃくちゃ遅い。怖すぎて5㎝くらいずつしか足が動かない。やっと渡り終えた頃には多分5分くらい経っていて、周りから拍手喝采でした。

とにかく恥ずかしかった…でも、幼稚園の先生は優しかった。。私がどんなにできなくてもジャングルジムのてっぺんまで登れたときはご褒美の折り紙なんかくれちゃって…

悲しいのは小学校。今度は跳び箱でつまづきました。

3段から8段まで並べられている跳び箱。全員3段からスタートして、跳べたらどんどん次の段へ進んでいくというやり方でした。

そんな中、たった1人いつまでも3段を跳んでいる私…体育の時間しばらくそんな惨めな思いを味わっていました。

そんなとき、その跳び箱で授業参観が行われることに。

嫌だなー…まぁでも自分の親は来れないしいいか。と思いながらいつものように1人で3段を跳び続けていると、急に担任の先生が「手を後ろに押せ!」とアドバイスしてくれたんです。

手を後ろに押す…?えいっ!ぴょーん!跳べたああああ!!

やったー!!(≧∀≦)と思った瞬間すぐに疑問が。

いやいやいやちょっと待て。今まで散々跳び箱の時間あって一言も教えてくれなかったのになぜ今日いきなりアドバイスくれたんや。

そう、授業参観だから。

見るとお母さんたちに、「今僕がアドバイスしたから跳べるようになったんですよ〜」と先生が得意げに話しているではないですか。

私は小3ながらに感じました。あぁ、大人の出汁に使われたのね。って笑

その後の跳び箱の授業でも、急にみんなの前でやるように言われてやったら「はい、今のは悪い見本です」とか言われちゃったりして。

その先生はなんだかんだ3年間も担任の先生で、最終的にはすごく好きになったけれども、跳び箱はトラウマです。出汁に使われるし悪い見本にされちゃうしね。

運動音痴のネタがあまりに多すぎて書ききれない…