無職28日目。
すっかり年末年始モードで特に求職活動はしていないので・・
今回は自分が「学生時代〜教員時代にこうしておけば良かったな」と思う後悔について書きたいと思います。
転職を考えている先生やこれから先生を目指す方にとって少しでも参考になれば
大学時代に教員以外の道も知っておくべき
ききごんは高校時代には「特別支援学校の教員になる!」と決めて、大学も地元の教育学部へ進学しました。
ちなみに、勉強ができなかったききごんは一般受験では志望校に行くことが難しかったため、推薦入試に全力をかけて合格しました。
自分がどれほど教員になりたいかを語った面接。
あの頃の自分が未来の自分は教員を辞めていると知ったらガッカリするでしょう・・笑
当然、大学時代も夢は変わらず「教員になること」。とにかく教員採用試験に受かることを目標にしていました。
教採に有利になるように、支援級や通常校のボランティアに参加しました。
バイトも、サークルとの兼ね合いもあり、シフトが平日だけでも許される塾講師と家庭教師。
そう考えると、向いていなかった歯科助手と1ヶ月で辞めた飲食店のバイトはききごんにとって唯一教育に関係のない分野の貴重な経験でした。
(歯科助手が向いていなかった話はこちら)
そんな中、現在の旦那でもある、当時付き合っていた彼氏からこうアドバイスされたのです。
「大学に来る企業の説明会とかも参加しておいた方が良いよ。別に就活しなくたって、説明会は誰でも参加できるんだし。」と
これに対しききごんは
「いやいや必要ない!だって、私は教員になるって決めているんだから、教採1本で行く!他の説明なんて聞く意味がない!」と返しました。
はい、ブブーですね。いけませんね〜人のアドバイスを蔑ろにしてはいけません。
今考えると、本当に視野が狭かったな。と感じます。
いや別に今でも狭いんですけどね。ただ、大学時代の私は教員以外の世界を全く知ろうともしていませんでした。
むしろ「就きたい職業を決めてから学部って選ぶもんじゃないの?」くらいに思っていました。
もし教員を目指している学生さんがいたら、旦那と同じ言葉をアドバイスとして伝えたい。
他を見て教員目指すのをやめよう!と言っているのではありません。
教員を目指すとしても、他も見ておいた方が良いと思うのです。
教育に関係ないバイトやボランティアをしたり、企業の説明会に参加したりすることは、比較の選択肢が増えるということです。
色々調べたり行ってみたりして、その上で「やっぱり教員って素敵な仕事だな!」と思い、目指せた方が良かった気がするのです。
教員への道しか頭にない世界から、色々な選択肢から教員を選ぶ世界へ変えるためにも、教育と関係のない経験をすることはオススメしたいです。
同僚の意見は参考にしてはならぬ
さっき、「人のアドバイスは蔑ろにしてはいけない」とか言ってたくせに早速矛盾していますね。
実はききごんが初めて「転職したいかも。」と思ったのは、結構早くて教員2年目の時でした。
1年目は1人の保護者の方とうまくいかず、自分だけがその保護者から責められ続け、結構しんどい1年を過ごしました。
2年目は、今度は学校で1、2を争う大変な子の担任になってしまい、4月頭から数日間休みました。
「絶対1年間もやっていける気がしない。去年も乗り越えたけど大変だったし、この先続けるのは無理かも。」と思ったききごんは転職サイトをチラチラ見るようになりました。
ただ、やはり教師しか考えてこなかったので、どの求人を見てもピンとこないしよく分からないしで、結局何もせずでした。
そんな中、組んでいる男性先輩と話していた時に、「実は休んだ時に転職サイトも見たりして〜。」とこぼしてしまったのです。
先輩は信じられない!という感じで「もうそんな気持ちになっちゃったの!?まだ2年目でしょ!?」という反応でした。
しばらくしてその先輩のお家へ遊びにいかせてもらったこともありましたが、奥さんも教員を熱い想いでされている方で、私が覚悟がない奴だと既に見透かしているようでした。
私は自分が恥ずかしいと思いました。
みんな覚悟を持ってこの仕事をやっている。そんな中、少しでも辞めたいと思った自分は覚悟が足りていない恥ずかしい奴なのだと。
でも、今考えてみればそう言われたのは当たり前のことですよね。
だって、その先輩も奥さんも恐らく教員しかやったことがなくて、この先もずっと教員をやっていくぞ!と思っているのだから。
私は話す相手を絞りすぎたのです。
「教員続けられないかも」と思ったのであれば、同じように悩んでいる教員か、既に転職した元教員にも話を聞くべきだったのです。
それを「一生教員を続ける覚悟」の人の言葉だけを聞いて、「自分は恥ずかしい」なんて思うのは落ち込むのが早すぎたのです。
それに、民間の方が転職は当たり前にあることなので「一生この会社で仕事を続けていく!」という覚悟を持って働いている人も少ないかもしれません。
世間の声も参考にしてはならぬ
また人のアドバイスに反している笑
私が教員3年目の頃、今度は同僚との関係で悩みました。
保護者系、子ども系、同僚系・・私は初めの3年で教員の大変な3パターンを経験しました笑
経験していないのは、分掌が重たい系かな。
3年目のある日、通勤するのがしんどくなった私は、急に休んでハロワに行ってみました。
2年目の時に転職サイトを見てもよく分からなかったので、ハロワで話を聞こう!と思ったのです。
ハロワの中では「若者就職相談コーナー」というところがあり、私はそこへ案内されました。
席に着くと、意気揚々と「あなたのような若い人だったら、頑張って行動すれば必ず就職できるから!一緒に頑張りましょう!」と話す職員の方。
そこで私は正直に、実は教員として働いているが、続けられる自信がなくて相談しに来たことを話しました。
するとさっきまでのテンションはどこへやら。声のトーンが下がった職員さんはこう話しました。
「悪いことは言わない。確実に今の仕事が一番良い仕事だから、辞めない方が良いです。転職しても、今より良い仕事はないと思った方が良いです。」
ガーーーーーン。そんな・・・
思い切って相談しに来たのに・・・
一応、他の仕事に応募するための説明などは受けましたが、アドバイスなどはなく終了。
「私はこの仕事を続けていくしかないのだ」と感じて息苦しくなりました。
「色々比較した中で、この仕事を選んだんだ!」と思って働くのと、「もうここでしか働けない」と思うのでは同じ仕事をするのでも全然気持ちが違います。
このハロワの話、何が言いたいかと言うと・・
教員を辞めたいと言えば、必ずどこかしらで誰かしらから「もったいない」「続けた方が良い」と言われるということです。
私はハロワの職員さん以外にも、自分の親やママ友からも言われました。
でも、その人たちは教員をやったことがありますか?と問いたい。
私の親は教員なんですけどね。ハロワの職員さんやママ友は教員の経験はないでしょう。
やったことがないのになぜ辞めたらもったいないのか。それは結局公務員の「安定」があるからです。
確かに、会社都合で退職になったききごんからすれば、教員という立場はいかに守られていたかが分かるし、その安定は今でも魅力的なものであったと感じます。
結局「もったいない」の言葉は「教員という素敵な仕事を辞めるなんてもったいない」と言っているのではなく「安定を捨てるなんてもったいない」と言っているのです。
育休中に、とある特例子会社さんでボランティアをさせていただいたことがあったのですが、ボランティアが終わった数ヶ月後に、お忙しい代表の方に無理言って人生相談をさせてもらったことがありました。
「教員を辞めたいけど、辞めたらもったいないと思ってしまうんです。」と話す私に対して、その方は
「もったいないと思って、そこから動けずにいることが一番もったいないと思います。」と返してくれました。
そんな風に言われたのは初めてでした。全身に衝撃が走ったような感覚がありました。
そうか。もったいないに縛られている自分がもったいないのか・・
勘違いしないでいただきたいのは、私は教員をしている方に対して教員を辞めるように推奨する気は全くありません。
教員の世界に居続けることがもったいないとかでは決してないです。むしろ心の底から尊敬しています。
私は辞めると決断した時号泣しました。何だかんだ本当は続けたい気持ちもあったけど、できなかったんです。だから、頑張って続けている全ての教員の人を尊敬しています。
そうではなくて、他の道に興味があるけど動けずにいる人がいたら、少しでも参考になれば。という想いで書かせていただきました。
で、結局4年目以降どうしたのかって部分は、また別の記事で書きます。